知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)
によって 安達功
知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)無料ダウンロードkindle - 知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には218ページページあります。 知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)は平凡社 (2012/11/19)によって公開されています。 この本は2012/11/19に発行されます。 知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)をダウンロードできます。
知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)の詳細
本のタイトル : 知っていそうで知らないフランス (平凡社新書)
作者 : 安達功
ISBN-10 : 4256191607
発売日 : 2012/11/19
カテゴリ : 本
ファイル名 : 知っていそうで知らないフランス-平凡社新書.pdf
以下は 知っていそうで知らないフランス (平凡社新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
本書のあとがきの中で著者も書いているように、フランスを「フランス論」の形で紹介する著作は少なくない。けれど当然のことながら、その種の本は読者に多くの事前知識や実経験、つまり高い「経験値」を要求する。フランスのことをもう少し知りたいな、という気楽な気持ちで立ち読みをするような不届き者は、なじみの薄い固有名詞の嵐に圧倒され、別にこんなことまで知らなくても…、と独り言を言いつつ本屋から退散するのが常である。世界各国に関する本の中でも、ことフランスのそれに関しては、次のような二分化が著しい。つまり読者は、語学学習者向けの入門書か、上記のような専門書か、そのどちらかしか選べないのである。本書はまさに、そのようなもどかしさを感じたことのある読者に向けて書かれている、と少なくとも私には思われた。著者の興味関心の方向は一貫している。すなわち、細かい事実関係で読者を煩わせることよりも、読者をその中にある「リアル」で具体的なフランスへと連れて行くこと、つまり読者にある種のフランスを「体験」させることへと。この本に散りばめられたエピソード、こぼれ話の数々は、まさしく「知っていそうで知らないフランス」へと読者を導いてくれる。フランスに関する知識や経験の多少に関わらず、本書は多くの読者に充実した読書空間を開いてくれることだろう、と再び少なくとも、私には思われる。
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