輝きを取り戻す“発達障がい"と呼ばれる子どもたち ゆめの森こども園 愛の関わりと連携の実例集

輝きを取り戻す“発達障がい"と呼ばれる子どもたち ゆめの森こども園 愛の関わりと連携の実例集の詳細

「輝きを取り戻す”発達障がい”と呼ばれる子供たち”」素晴らしい本でした。登場した子供たちもお母さんも、先生方も本当に素晴らしい人たちばかりでした。世の中で「障がい」と呼ばれるこれは本当に「障がい」なのでしょうか？マニュアルを暗記して文句も言わず何時間でも繰り返せる優秀な単純労働者や、疑問を感じることもなく「命令だから」忠実に人を殺し、死んでくれる優秀な兵士が欲しい社会。そんな「社会」から見れば、確かに彼らは不都合なだけなのだと思います。「こんな社会おかしいよ！」と感じてくれる彼らのほうが正常なのでは？と感じました。この本の中であるお母さんが「わが子の個性に気が付いたのは・・・」と書いてましたが、その通りだと思います。おまけに前島先生は、社会が「障がい」と呼ぶ部分についても、社会のゆがみがすべて吐き出されている現代の食事を避け、食生活を昔ながらの自然の恵みに触れるものにすることで直せるといいます。人間を、自分を、世界を信じるだけじゃなくて、信じ切って活動する前島先生のこれからの活躍を期待します。